【専門家監修】物置を解体するのは自分でやるのと業者に頼むのはどちらが良いの？業者の費用相場も紹介
上記のように物置を解体したい場合、自身でやったほうが良いのか、それとも業者に頼んだ方が良いのかが一番気になると思います。
結論から言いますと「業者に頼んだほう」が良いです。
なぜなら、物置を解体した後のゴミの処理で知らずに不法投棄をしてしまう可能性もあるからです。
以下のように不法投棄には罰則がありますので、安心して物置を解体して処分するにも業者に頼むことをおすすめします。
廃棄物を不法投棄した者や、その未遂行為をした者は、５年以下の懲役若しくは１千万円以下の罰金、又はこの両方の罰則を受けることがあります。
引用元：不法投棄や野焼きを見かけたら-茨城県
そのほかにも「物置の解体は自身で行うのと業者に頼むのはどちらが良い？」で業者に頼んだほうが良い理由を説明しています。
また、この記事は、「専門家による監修された記事」で情報の信頼性や「記事の更新情報&変更情報」で最新性を保っております。
物置を解体するなら有限会社 髙野興業
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物置の解体は自身で行うのと業者に頼むのはどちらが良い？
先ほども言ったように結論から言うと「業者に頼んだ方」が良いです。
なぜなら、先ほどの理由に加えて、以下の3つの理由があるからです。
特にアスベストについては以下のように健康被害を引き起こす可能性がありますので、物置に限らず解体をする際は業者に頼むのが良いです。
肺の繊維化やがんの一種である肺がん,悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあります。
引用元：アスベストによる健康被害について-茨城県
劣化の判断を自身で行い、作業を行うのは危険
他のサイトでは劣化を判断して、業者に頼むか、頼まないかを決めなさいと書いてありますが、それはとても危険です。
なぜなら、見えないところや物置を支えている基盤が劣化して危険な状態である可能性があるからです。
また、特に普段体を動かさない方は、体の怪我もしやすいので、その点でも業者に頼むのが良いと思います。
アスベストが使用されている可能性がある
物置にアスベストが使用されている可能性がありありますので、業者に頼むのが良いです。
一般の方では、アスベストを見分けるのは不可能です。
以下のように物置に関わらず解体の際にアスベストに関しての法律が多数定められています。
対象建設工事において、分別解体等に係る施工方法に関する基準の一つとして特定建設資材に付着している吹付けアスベスト等の有無に関する調査を行うこと
引用元：アスベスト対策Q&A-国土交通省
そのため、アスベストの処理には特に注意が必要になってきます。
解体後のゴミの処分が複雑である
冒頭でもお伝えしたように物置を解体したら、処分が必要なゴミが出てきます。
個人でゴミを処分するのは複雑で、処分が不適当になってしまう可能性がありますので、解体は業者に任せましょう。
処分にはごみの発生制御と適正なリサイクルや処分を確保する目的の「廃棄物処理法」をはじめとした様々な法律がありますので、その点でも物置の解体は業者に頼みましょう。
物置の解体を業者に頼んだ場合の費用相場【スチールや木造,イナバ物置,錆びた物置別】
ここでは、特に気になる物置の解体費用について説明をしていきます。
それぞれ以下のような費用相場になっています。
| 種類 | 費用相場 |
|---|---|
| スチール | 2~5万 |
| 木造 | 2〜4万 |
| イナバ物置 | 2~5万 |
| 錆びた物置 | 2~5万 |
これらの費用は一般的な相場ですので、実際の費用を知りたい方はこちらからお問い合わせください。
弊社は茨城県内でしたら、現地調査まで無料なので、ぜひご気軽にお問い合わせください。
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茨城県にお住まいの方で物置の解体を行い方は弊社にご連絡ください
※色々な条件によって値段は大きく変わってきますので、弊社にお問い合わせください。
また、上記の値段は相場なので、必ずしも上記のような値段になるわけではありませんので、ご了承ください。
物置の解体費用が決まる要因や費用を抑えるポイント
物置の解体費用が決まる要因と値段を安く抑えるためのポイントは依頼主が一番知りたい点だと思います。
そのため、ここでは、物置の解体費用が決まる要因と費用を抑えるためのポイントをしっかりと解説していきます。
物置の解体費用が決まる要因について
物置の解体費用が決まる要因には、以下の5つです。
特にアスベストについては2023年10月に法律が変わるくらい重要視されている点ですので、値段にすごく影響してきます。
物置の大きさや性質
物置の大きさや性質も価格の決まる要因になってきます。
大きさで言えば、大きくなるほど、解体に手間がかかりますので、費用が掛かってきます。
また、費用のところで紹介した通りに以下のような性質の違いによっても値段が変わってきます。
- スチール
- 木造
- イナバ物置
- 錆びた物置など
基礎の有無
物置の下にある基礎の有無も値段を決める要因になります。
ほとんどの場合ですと、物置の下にコンクリートのブロックを置いた形の物置になっています。
しかし、しっかりと住宅や家みたいに基礎がある場合は、その分費用が膨らんでしまいます。
アスベストの有無
先ほど紹介したようにアスベストの有無も値段が決まる要因になってきます。
アスベストについては、以下のような法律を初め色々な法律があり、処理には手間がかかりますので、値段に響いてきます。
アスベスト廃棄物の運搬及び処分に当たつては、アスベスト廃棄物をこん包したプラスチック袋等の破損又はアスベスト廃棄物の破砕等によりアスベストを飛散させないよう慎重に取扱うこと。
引用元：アスベスト(石綿)廃棄物の処理について-環境省
劣化の有無
劣化の有無や次第では、値段が膨らんでしまいます。
なぜなら、ボルトやナットがサビ付いていて、外すのに手間がかかる場合があるからです。
物置の中の残置物の有無
物置の中の残置物の有無も値段を決める要因になってきます。
やはり、物置の中に残置物がない方が値段は抑えられます。
物置の解体費用を抑えるポイントについて
物置の解体費用を抑えるポイントについては以下の2つがあります。
残置物は、工事着手前に所有者が廃棄物処理法、家電リサイクル法等に基づき、適正に処理してくださいと環境省も述べていますので、片付けはしっかりとしておきましょう。
解体を依頼する前に物置の中の荷物を片付ける
解体を依頼する前に物置の中はしっかりと片付けることで費用を抑えることができます。
なぜなら、物置の中に荷物が残っていると余計に処分費を取られてしまいます。
ゴミを処分するにも値段が掛かってきますので、注意しましょう。
最適な業者を探す
最適な業者を探すことも費用を抑えることに繋がってきます。
なぜなら、物置の解体で出たゴミの処理もその地域でできるように段取りを組んでくれるため、費用も抑えることができます。
解体現場からゴミを処理するところまで離れていますとその分お金がかかってしまいます。
そのため、オンラインで見積もりが出せるような業者に頼んでしまうのは仲介費も取られてしまい費用が膨らんでしまいます。
物置解体の「依頼〜解体が終了する」まで流れ【業者に依頼する場合】
物置の解体を業者に行っていただく大まかな流れは以下のようになっています。
- ①物置の解体を行ってくれる業者を探し、連絡する
- ②現地調査をしてもらい、見積もりを出してもらう
- ③実際に作業をしてもらい、ゴミの処分をする
特に依頼する方は、「業者を探す」と言うところをしっかりと行いましょう。
業者の探し方としては、「物置 解体 住んでいる地域名もしくは県名」で検索しましょう。
その際に、解体工事業者に登録されている業者かもしっかりと確認しておきましょう。
物置を解体すると良いと言われる理由やメリット
物置を解体すると良いと言われる理由やメリットには主に以下の2つがあります。
2番目は特に重要な理由で、フィクションですが、法律事務所の犯罪例として挙げられるように物置は犯罪に巻き込まれる可能性があります。
土地の活用がしやすくなる
物置がなくなることによって、スペースができますので、土地の活用がしやすくなります。
駐輪場や駐車場などその人に合った活用方法ができると思います。
さらに場合によっては、月額駐車場などにして営利的な利用もできるでしょう。
犯罪の防止&災害で伴う事故を防止できる
物置を撤去することで、犯罪の防止や災害で伴う事故を防止することもできます。
特に以下のように災害で古い物置が飛ばされてしまい事故につながる可能性があります。
27日夜に県内各地で発生した雷雨で、群馬県太田市内の民家敷地内の物置が飛ばされて住宅を直撃し、屋根を破損する被害があった
引用元：【動画】大型物置が20メートル吹き飛ばされ、民家に直撃 27日夜に群馬・太田市で突風か-上毛新聞
そのため、特に古い物置はすぐに業者に頼んで解体してもらうようにしましょう。
どうしても物置を自身で解体したい時の手順や注意点
どうしても物置を解体したい方しか読まないでください。
物置に限らず解体には身の危険が伴いますので、慣れていない方や普段から体を動かさない方は業者に頼みましょう。
ここでは、どうしても自身で解体する必要がある方のために「解体する流れ」と「解体をする際の注意点」について詳しく書いています。
物置を自身で解体する流れ
物置を自身で解体する流れは大まかに以下の4つになっています。
作業で使用する道具と安全な服装と防具を用意する
まずは、作業をするために以下のものを用意しましょう。
- ヘルメット
- 保護ゴーグル
- 防塵マスク
- ドライバー
- レンチ
- バール
- ハンマー
- 脚立
- 安全靴
- 作業用手袋
- 夏の場合は扇風機付きの上着
上記を用意すれば、安全に作業ができるでしょう。
以下のように業者の方でも解体での事故がありますので、安全面は一層注意して作業に取り掛かりましょう。
7月1日、静岡県森町で住宅の解体をしていた作業員の男性が2階部分から転落し、死亡する事故がありました。
引用元：住宅解体中に2階から転落か 42歳男性作業員が死亡 “命綱”など着用せず＝静岡・袋井市-Yahoo!ニュース
さらに、軽トラを道路などに停めて、作業をする場合は、管轄の警察署に行って、道路の使用許可が必要になります。
参照元：建設リサイクル法の概要-環境省
上から下に解体をしていき、最後に基礎を撤去する
解体をする準備は整いましたら、上から下に解体していきましょう
具体的には、「天井→ドア→側面→床板」という順番でボルトやナットを外していきましょう。
そうして、全て物置が解体できましたら、次に基礎を撤去しましょう。
ほとんどの場合は、コンクリートのブロックを置かれた形になっていますので、外して、処分するだけで良いです。
基礎部分が住宅のようにしっかりとなっている場合は業者に作業を頼みましょう。
解体で出たゴミを適切に処分する
全ての解体や撤去が終わりましたら、出たゴミを適切に処分しましょう。
以下の2つの方法のどれかで処分しましょう。
- 自治体の粗大ゴミとして回収してもらう
- 金属回収業者に買取してもらう
スチールは、金属回収業者に買い取ってもらえます。
そのため、スチールなどの金属類は買い取ってもらい、そのほかのゴミは自治体に回収してもらうのが良いと思います。
物置の解体に関してよくある質問
物置の解体に関して、気になる質問があると思います。
そのため、今回はその中でも特に重要な質問に回答しています。
物置の解体をしてくれる最適な業者の探し方は？
髙野興業コラム編集部がおすすめする物置を解体するのに最適な業者の見つけ方は「物置 解体 筑西(自身の住んでいる地域)」と調べるのがおすすめです。
茨城県のつくば市に住んでいましたら、「住宅 解体 つくば」と調べるという感じです。
一番地域に馴染みがある解体業者に依頼することで、解体で出る廃材の処分も依頼した解体業者がその地域で繋がりがある最適な業者に処分を頼みますので、結局は解体全体の費用も抑えることができます。
「物置 解体 おすすめ」で調べて、オンライン見積もりで解体を依頼することが一番してはいけないことです。
なぜなら、オンライン見積もりを行っているサイトは解体業者ではなく、仲介業者なので、仲介料も入っている料金になるからです。
物置の解体するための手順は？
物置を解体する手順は、業者に頼む場合と自身で解体する場合の手順が若干異なります。
監修者情報
掲載準備中
記事の更新情報&変更情報
- 2023年7月8日記事執筆開始
- 2023年9月13日導入分の読みやすさ改善のため変更
