施工事例・コラム

花壇(庭の花壇)の撤去費用の相場は?撤去・解体費用を安くする方法も紹介

  • 花壇の撤去費用はいくら?
  • 花壇の撤去費用を安くする方法は?

花壇を撤去しようとする際に上記のような疑問が浮かびますよね。

この記事では花壇の撤去の費用に焦点を当てて記事を書いていますので、ぜひ参考にしてください。

撤去、解体費用相場について!費用の要因になる要素も解説

実際に花壇を撤去する際の費用はどれくらいかかるのでしょうか。

費用に関わる要因を下記で説明し、費用の相場について解説していきます!

花壇の撤去、解体費用相場

花壇を撤去する際の費用は2~15万円と幅広いです。

花壇を撤去する費用は、依頼する業者によって異なるだけでなく、以下の要素によって変動します。

  • 花壇の種類や大きさ、材質
  • 施工範囲
  • 土や草木の処分等があるか

これらの要素によって花壇の撤去費用が変動するため、大まかな費用をあらかじめ予想することができます。

花壇の撤去費用の要因になる3要素

①花壇の種類や大きさ、材質

花壇に使われている材質はコンクリートブロックやレンガが一般的です。また、木材、ピンコロ石、鉄筋コンクリートなどが使われている場合もあります。

鉄筋コンクリート製の花壇の場合は、非常に頑丈で長持ちします。しかし撤去する場合は、コンクリートの密度が高く、コンクリートハンマーでもなかなか打ち砕くことが難しいです。そのため、費用も高くなってしまいます。

またコンクリートブロックに厚い塗装やタイルが張られていた場合、そして鉄筋コンクリート製だった場合は、さらに費用が高くなってしまう可能性があります。

花壇の材質だけではなく、大きさも撤去費用に関わってきます。大きさによっては重機を用いる場合もあるため、費用が高くなる可能性があります。

花壇の材質や大きさをあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

②施工範囲がどれくらいか

次に、施工範囲について解説します。

まずは、撤去する花壇の「幅・奥行き・高さ」を計測して、施工範囲を調査します。

花壇が小規模な場合は費用が少なく済みますが、大規模なガーデニングスペースの場合は費用が高くなってしまいます。

例えば施工範囲が広い場合、撤去にかかる人員が多くなったり、重機が必要となったりする場合があります。また、撤去の際に廃棄物が出てしまうので、廃棄物の運搬をするダンプカーの費用もかかるでしょう。

このように、施工範囲によって費用が変動します。

③土や草木の処分等があるか

花壇の撤去にはコンクリートブロックやレンガだけではなく、土や草も含まれます。

また、大規模なガーデニングで花壇の中に木が植えられている場合、根っこを抜く必要があります。そのための作業にも費用がかかります。

これらの土や草、木の根の処分までも業者に依頼すると費用が高くなってしまいます。

そのため土や草木が少量の場合、自分で処分するのが良いでしょう。

予算とスケジュールを鑑みて判断することが大切です。

花壇以外の庭の撤去・解体費用に関する相場について

次に、花壇以外の庭の撤去・解体に関する相場について解説します!

花壇だけではなく花壇周辺の庭も撤去する場合、主に3つの撤去物があります。

それぞれ撤去にかかる費用が異なるので、事前に確認しましょう。

庭木の撤去・解体費用相場

庭木の撤去には伐採と伐根の作業があります。この二つの作業を合わせると、おおよそ5,000~40,000円ほどになります。

伐採は主に木の高さと太さによって費用が変わります。おおまかな費用は以下の通りです。

・3m未満の低木→3,000円程度
・3〜5mの中木→1万円程度
・5〜7mの高木→2万円程度

伐根は根元周りの太さが太いほど費用が高くなります。おおまかな費用は以下の通りです。

・30cm以下→5,000~10,000円
・31〜50cm→10,000~30,000円
・51cm以上→30,000円以上

伐採・伐根の際に重機やトラックを用いた場合、さらに費用がかかります。このことも頭に入れておきましょう。

フェンスの撤去・解体費用相場

次にフェンスの撤去費用について解説します。

フェンスの撤去費用相場は、3〜10万円程度です。花壇の撤去と同じように、撤去するフェンスの範囲やサイズによって撤去費用は変動します。

またフェンスの材質によっても費用は変動します。アルミ製なのか木製なのか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

フェンスの撤去を行う際、フェンスの所有権に注意してください。相手側の敷地にフェンスがまたがっている場合、事前に相手方と話し合い、トラブルになるのを事前に防ぎましょう。

ブロック堀の撤去・解体費用相場

ブロック塀の撤去費用の相場は、1㎡あたり5,000~10,000円程度です。

ブロック塀に関しても所有権に注意してください。

また、倒壊の恐れのあるブロック塀は自治体から補助金をもらえる可能性があります。一度自治体に問い合わせてみましょう。

花壇の撤去費用や花壇以外の撤去費用を安くする方法

花壇の撤去費用は決して安くありません。重機を用いた場合はさらに高くなってしまいます。

そのため、撤去費用を安くする方法をお教えします!

付近の残置物や不用品は自分で撤去する

解体業者に残置物や不用品の撤去を依頼すると別途費用がかかってしまうため、できる限り自分で撤去しましょう。

一般ごみでは回収できない場合もあるため、あらかじめ自治体に確認しておくとよいでしょう。

中間マージンがある仲介会社経由で解体業者に依頼しない

中間マージンをとる仲介会社経由ではなく、直接解体業者に依頼しましょう。

例えば中間マージンが10%だった場合、解体費用が50万円のうち5万円もマージンが抜かれていることになります。

中間マージンは無駄な出費となってしまうため、必ず直接解体業者に依頼しましょう。

自治体の補助金や助成金を利用する

ブロック塀の項目で述べた通り、自治体からの補助金や助成金を利用しましょう。

自治体によって金額や対象が異なるため、事前に確認しましょう。