施工事例・コラム

シャーメゾンは火災保険に自分で入ることもできる？

保険

シャーメゾンとは積水ハウスの賃貸住宅の一つで、戸建住宅と同等の住みやすさを追求した物件です。

シャーメゾンには積水ハウス独自の賃貸借契約用の火災保険「シャーメゾンライフGUARD」がありますが、必ずしも同保険に入る必要はなく、自分が選択した火災保険に加入することができます。

なお、自分で保険を決める際は、あらかじめ管理会社が指定する補償内容や金額などを確認しておくことが重要です。

また、家財補償・借家人賠償責任保険・個人賠償責任保険が補償内容に含まれる商品を選ぶとよいでしょう。

シャーメゾンは火災保険に自分で入ることもできる？【結論】できる

シャーメゾンに入居する際、自分で決めた保険に入ることは可能です。

必ずしも契約時に管理会社から勧められた火災保険に入る必要はなく、自分で好きな保険を選んでも問題ありません。

ただし、シャーメゾンを契約するには、以下のとおりいずれかの火災保険への加入が必要であるため、火災保険に入らないという選択肢はないことに注意しましょう。

Q.01火災保険の加入は必須ですか?A.01賃貸借契約書上も約款に明記させていただいており、必須となります。
引用：積水ハウス不動産東北会社　よくあるご質問

なお、自分で保険に入る際は「自分で火災保険を契約する際の注意点」を参考に、管理会社の条件を考慮し商品を選ぶことが大切です。

自分で選択する火災保険とシャーメゾンに付帯している火災保険どちらがよいの？

自分で選択する火災保険とシャーメゾンに付帯している火災保険において、どちらのほうがいいということはありません。

なぜなら、適した保険は管理会社によって異なるからです。

火災保険は事故や災害など万が一の事態に備え、自分を守り、大家さんに迷惑をかけないための大切な契約です。

特に、自分で選択した火災保険に申し込みたい場合は、賃貸借契約書上で規定されたルールがないか契約書を確認するとともに、細かい条件について管理会社に問い合わせておきましょう。

シャーメゾンよりも安い火災保険

シャーメゾンの火災保険「シャーメゾンライフ GUARD」の保険料は、一番安い契約タイプでも15,200円です。

2年契約のため、年間に支払う保険料は7,600円となります。

一方で、チューリッヒ保険会社の「ミニケア賃貸保険」は、家財補償・借家人賠償責任・個人賠償責任の補償内容がそろっていながら、年間3,610円から利用可能です。

あるいは、日新火災の「お部屋を借りるときの保険」も、同様に家財補償・借家人賠償責任・個人賠償責任が補償され、保険料は年間3,500円から利用できます。

このように、シャーメゾンより安い火災保険は存在しています。

自分で火災保険を契約する際の注意点

自分で火災保険を契約する際、以下3つの補償が含まれている保険を選びましょう。

なぜなら、火災保険に必要な補償内容は、賃貸借契約書上で規定されている場合があり、特に以下の項目は求められることが多いからです。

家財補償家具や家電製品などが事故や災害による損害を受けた場合に補償される
借家人賠償責任保険入居している部屋での家事や水漏れなどにより、内装の修理が必要になった場合に、大家さんに対し補償される
個人賠償責任保険水漏れで階下の住人に迷惑をかけた場合など、日常生活で他人に損害を与えた場合に補償される

また、引っ越す際に前の物件での火災保険を解約し忘れて新たに契約してしまうなど、重複して加入しないようにすることにも注意しましょう。

自分で火災保険を契約する際の流れ

自分で火災保険を契約する際は、以下の流れで手続きを行ないます。

  1. 管理会社に連絡し、指定条件などを確認する
  2. 保険ショップや公式サイトなどから保険に申し込む
  3. 必要に応じて管理会社に書類を提出する

まずは管理会社に火災保険は自分で手配する旨を伝え、加入する保険に必要な補償内容や金額などの条件を確認します。

その際、加入証の提出が必要かどうかも事前に聞いておくとよいでしょう。

加入が問題なければ、保険ショップや保険代理店の窓口、あるいは希望する保険の公式サイトにアクセスしインターネットから申し込みます。

加入後は必要に応じて管理会社に加入証などの必要書類を提出すれば、手続き完了です。

そもそもシャーメゾンの火災保険「シャーメゾンライフ」とは？

シャーメゾンの火災保険「シャーメゾンライフ GUARD」は、積水ハウスが提供する賃貸入居者総合保険です。

契約期間は2年で、家財保険金額に応じて以下の4つの契約タイプが用意されています。

契約タイプ150S250S500S750S
家財保険金額150万円250万円500万円750万円
修理費用保険金額100万円100万円100万円100万円
入居者賠償責任保険金額1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円
個人賠償責任保険金額
保険料15,200円17,800円24,300円30,800円

シャーメゾンライフのメリット

シャーメゾンライフGUARDのメリットは、補償内容が充実していることです。

例えば、以下のようなケースも費用を補償してもらえます。

  • いたずらや外出中に鍵を盗まれた場合のドアロック交換費用
  • 被保険者が死亡した場合の遺品整理費用
  • 事故により電気ガス等が停止し一時的に宿泊した場合の臨時宿泊費用
  • 建物が半壊以上の損害を受け転居を余儀なくされた場合の被災転居費用

このほか、地震災害費用や水災に対する補償など手厚いサポートが豊富にそろっています。

シャーメゾンライフのデメリット

シャーメゾンライフGUARDのデメリットは、契約タイプを変更しても、修理費用保険金額・入居者賠償責任保険金額・個人賠償責任保険金額は増額されないことです。

  • 修理費用保険金額：一律100万円
  • 入居者賠償責任保険金額・個人賠償責任保険金額：一律1,000万円

なかでも、個人賠償責任保険金額が1,000万円だと、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。

過去には事故で1億円近い賠償金を請求されたケースもあるため、補償金額が1,000万円までしかないことに不安を感じる方は、他の保険を検討してみてもよいでしょう。